15年前の2001年、長崎県崎戸町の崎戸港を出
航し、エンジン故障などが原因で太平洋上で
漂流してしまった男がいました。
その名は、武智三繁。
長崎県西彼杵郡出身の元漁師です。
もうダメと思われていたが、37日後に奇跡的
に太平洋上で救出され生還を果たします!
記者会見で彼は、こう言いました。
「人間って、なかなか死なないものだなぁ」
37日間の間、彼はどのようなことを感じてい
たのでしょうか?
目次
武智三繁のプロフィール
名前 | 武智 三繁(たけち みつしげ ) |
生まれ | 1949年 |
出身 | 長崎県西彼杵郡 |
職業 | 元漁師 |
マスコミの取材攻めに会い、インタビュ
ーで漏らした言葉「人間って、なかなか死な
ないもんだなぁ」が2001年の新語・流行語大
賞の語録賞を受賞してます。
漂流生活を綴った著書『あきらめたから、生
きられた』が出版されています。日記を読むと、
「いつ死んでも仕方がないと思ったら、少し
気が楽になった」と、
当時の心境が淡々と書かれています。
生き延びるための冷静な判断と知恵が
随所にうかがえます。
現代のロビンソンクルーソーのように
それほどの悲愴感が伝わってこないのは、
武智さんの性格なんでしょうかね。
武智三繁の現在は?
遭難後は講演依頼が殺到していたそうです。
でも、いきなり芸能人みたいな扱いになって
とても困惑した事でしょう。
徐々にお酒に逃げるようになっていき、つい
にはアルコール依存症になるほどに。
この辺りのマスコミの対応の仕方だったり、
講演を依頼する側だったり、異常な対応だっ
たんではないでしょうかね。
今も昔も変わらないものですね~
マスコミってw
武智三繁さんの現在は生活保護を受けて生活
しているらしいです。
今回、やっちまったTVというテレビ番組に出
演されるようですが、遭難時や遭難後の話な
ど、表には出なかった話が色々と聞けるので
はないでしょうか。
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