暴力団関係者の男2人が、知人男性の遺体を
切断し、強アルカリ性劇物のカセイソーダで
溶かして遺棄したとして、逮捕されたそうで
す。
なんか漫画や映画のシーンっぽい事件だけど
、こんなこと平気でやってる人間がいると思
うとゾッとしますね!
残虐非道極まりない事件です。
で、この事件で使用されたカセイソーダって
一体どんなものなのか、本来の利用目的や価
値とはどんなものなのかを調べてみました。
また誤って飲んだりした場合の応急処置につ
いても。飲んだりするやつなんかいないかw
カセイソーダとは
「カセイソーダ」は水酸化ナトリウムの別名
。紙やパルプの製造、石油の精製などに幅広
く使われている強いアルカリ性の化学物質で
す。
通常は半透明の固体で、水に溶かすと激しく
反応して大量の熱を発生するほか、濃度の高
いカセイソーダだと、皮膚に触れると、やけ
どをしたり、目に入った場合は失明したりす
るおそれもあるそうです。
そのようなこともあり、濃度が5%以上のも
のは法律で劇物に指定されています。
濃度5%でこの威力って、かなりの劇物です
ね。
一般的な利用目的は?
カセイソーダの一般的な使い道は、石鹸作り
のようですね。油脂を原料にオリジナル石鹸
が作れたりするようです。
小学校の実験なんかでも、苛性ソーダを使用
して、石鹸を作ったりすることもあるそうで
す。
確かに石鹸を作ったりした記憶はあるけど、
あの時使っていたのがカセイソーダだったん
でしょうかね~?
中にはこんな目的で使ったりする人もw
下水管が詰まった時に液体ならそのまま流し
て詰まりを解消したとか。
溶けるので結構綺麗に開通するようです。
他にも工業廃水の中和などにも使用されるよ
うですね。
もし誤飲したらどうする?
強アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム他)、強酸(塩酸、硫酸、硝酸)
などを誤飲した場合は、吐かせてはダメらし
いです。
飲んでしまった場合、口の中を多量の水で洗
い、冷たい牛乳か冷たい水を飲ませ、吐かせ
ずに、医師へ見てもらいましょう。
目に入った場合は、すぐに流水で20分以上洗
い、眼科へ。
皮膚についた場合は、すぐに流水で20分以上
洗い、痛みや赤みがあれば、医師へ見てもら
いましょう。
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