今回はお花見にぴったりの醍醐寺について「最適なアクセス方法は?」「お弁当は持っていっていいの?」「醍醐寺の歴史が知りたい!」という疑問についてお答えしていきます。
お花見の時期になると醍醐寺はとても桜がキレイでお花見に最高なのですが・・・
今回ご紹介するアクセス方法やお弁当について知っておかないと満足に「駐車場も見つけられず、弁当も台無し・・・」なんてことが起きてせっかくのお花見を楽しめない可能性があります!
そんなときに役立つ方法を本記事ではご紹介しているのでぜひ参考にしてもらえれば幸いです。また本記事を読んで醍醐寺でのお花見が素晴らしいものになるよう、御食事処や歴史についても分かりやすくご紹介していますので合わせてご覧下さい。
歴史が苦手な方にも分かりやすくなるように説明しているので、お花見へ行ったときにきっと感動も味わえるはず!
醍醐寺のお花見で、お弁当食べれる?
醍醐寺は山なので、上醍醐まで約1時間のハイキングをしているかのような感覚に陥ります。
「やっと醍醐寺の頂上についたんだから弁当を食べよう」という気持ちになりますが、それはNG!なんですね~。なぜかというと、醍醐寺の境内は世界遺産なので残念ながら飲食禁止となっているんです。
でも安心してください。弁当を食べることは不可能ですが、境内に和菓子中心の屋台ゾーンがあるので、そこで食べるようにしましょう。
「和菓子じゃ物足りない!!」という方には「醐山料理 雨月茶屋」という御食事処で旬の素材のみならず水にこだわった伝統の醐山料理が食べられます。
せっかく醍醐寺でお花見をするのですから、弁当ではなく雰囲気を味わうという意味でも屋台や醐山料理を利用してみると良いかもしれませんね。ネットでは便利なオンライン予約も受け付けていましたので、ぜひご利用ください。
公式サイト http://www.daigo-ugetsu.jp/menu/index.html
醍醐寺へのアクセスについて
毎年醍醐寺のお花見客はなんと、20万人以上!!
花見の見ごろに醍醐寺へ向かうのは非常に混雑していて大変です。まずは十分に覚悟しておきましょう。もちろん車では渋滞も予想されるので、できるだけ回避したいですよね。
ということで、混雑や渋滞を避けるためには電車で向かう方法が一番、周辺道路と無関係なのでオススメということになります。
しかし、荷物が多くなってしまいそうな場合やお子様が多いご家族については「お花見は絶対車がいいー!!」という方もいるのではないでしょうか。その場合は渋滞、そして駐車場の確保もしなくてはならないので非常に大変かもしれません。
駐車場に関しては、醍醐寺に250台ほど収容できる駐車場があります。
しかし朝一の午前9時の開園と共に醍醐寺へ入れば停車できるかもしれませんが、ほぼ満車の状態になるので醍醐寺内の駐車場を利用することは難しいでしょう。
ただし、どうしても車で行きたい方にとっておきの解決策があります。
それは醍醐寺内ではなく周辺道路の駐車場を利用しましょう。
まず地下鉄東西線内のどこでもいいので駅近くの駐車場まで車で行きます。そして徒歩に切り替えて地下鉄を使い醍醐寺駅まで向かうのです。ここでまた注意してほしいことが一つ。最寄り駅の醍醐駅近くにある駐車場は避けてくださいね。
おそらく車で来ている方は醍醐寺周辺をリサーチ済。すでに停車してしまっていて満車なので停車できません。確実に車を停車するためには山科駅、東野駅、椥辻駅、小野駅の周辺にある駐車場がオススメです!
醍醐寺の歴史について
醍醐寺は平安時代の874年に僧侶の聖宝によって建てられたことが始まりです。よって真言宗に属するお寺の通り、空海の思想を受け継ぐ寺院となります。
醍醐寺の後ろに見える醍醐山の中で創始者の聖宝は修行を行っていると次第に多くの弟子や支持者を持つことで少しずつ発展を遂げていきました。
時代を経て山の麓に現在の醍醐寺が建設されます。醍醐寺は山の中にある上醍醐と山の麓にある下醍醐に境内が分かれていることが特徴です。
また、平安時代に建てられた醍醐寺は室町時代に起きた応仁の乱によって五重塔以外の建物が全焼してしまいましたが豊臣秀吉によって多くの建物が再建されました。
実は下醍醐での見所の三宝院や金堂、五重塔はすべて秀吉によって再建や修復された建物なのです。
現在は桜の名所となっている醍醐寺ですが桜を多く植えたのも派手で豪華なイベントが好きな秀吉によって植えられたもの。
日本中から有名な桜を醍醐寺に運んできては境内に、なんと700本もの桜を植えました。
さいごに・・・
醍醐寺の人気は想像以上でしたね。アクセスを考えると思わず「行くのやめようかな・・・」と考えてしまう方もいるかもしれません。しかし、それだけ醍醐寺の風景や建物に魅力がたっぷり詰まっているのも確かなことです。
なので、本記事を参考にして醍醐寺でのお花見を少しでも快適に楽しんでくださいね。そして御食事をしながら歴史を振り返り、秀吉気分でお花見を楽しむことできっと最高の気分を味わえることでしょう(笑)
是非、試してみてくださいね。
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