2020年東京オリンピックまで残り1年となりましたね。1次抽選によるチケットも販売され、徐々に盛り上がりをみせていますね。
2020年の東京オリンピックでは33の競技339種目が実施される予定です。せっかく日本で開催されるので普段よりも多くの種目を見てオリンピックを楽しんではいかがでしょうか?
日本では「陸上」「体操」「柔道」「バレーボール」といった人気競技が注目されがちですが、今回はオリンピックをより一層楽しむために普段見ることのないマイナーな競技・人気のない種目について紹介したいと思います。
今はまだ人気はないかもしれませんが、今回の東京オリンピックで意外に面白い競技や種目ということで注目されるかもしれませんね。
マイナー競技で意外に面白い種目って?見どころは?
オリンピックのマイナー競技のなかで面白い競技はたくさんあります。
例えば
- 「ボート」
- 「馬術」
- 「カヌー」
- 「近代五種競技」
- 「自転車」
- 「スポーツクライミング」
- 「トライアスロン」
- 「サーフィン」
- 「テコンドー」
とある中で今回厳選した3つの競技について触れていきたいと思います。
日本に住んでいると全く人気がないけれど「実は世界中で大人気!」「隠れた魅力満載」といった競技が意外とあります。それぞれの競技の見所についてフォーカスしてみましょう。
- ボート競技
ボート競技は進行方向に背を向けてボートを漕ぎ順位を競う競技です。
確かに、艇が如何に早くゴールできるかという単純な競技なんですが、たくさんの魅力があって、とても奥が深いです。選手同士の一糸乱れぬ呼吸で漕ぐ姿や、さらにこんなにも早く進めるのかというほどのスピード感!
それは100分の1秒を争います。ゴール前での大逆転なんかもあったり、リズミカルで最初から最後まで目が離せない2,000mのレースです!オリンピックにおいてボート競技は7種類あり
・「舵手なしペア(男子/女子)」
・「舵手なしフォア(男子/女子)」
・「シングルスカル(男子/女子)」
・「ダブルスカル(男子/女子)」
・「クオドルプルスカル」と分かれています。
種目を大きく2つに分けると、スカルとウィープの2種類があり、スカルはオールを2本持ち、ウィープはオールを1人1本ずつ持ちといった種目に分かれるそうです。
- 近代五種競技
近代五種競技の魅力はなんといっても選手に要求される能力が「集中力」「瞬発力」持久力」「パワー」「精神力」と言われています。
このことから近代五種競技はキングオブスポーツとよばれています。
さらに「馬術」「水泳」「フェンシング」「射撃」&「ランニング」の5種目を1人で行い、なんと1日で順位やタイムを競い勝敗をつけるんですね!近代五種の歴史って、2000年以上前の古代オリンピックの五種競技「円盤投げ」「短距離走」「走り幅跳び」「やりげ」「レスリング」に対して近代オリンピックの父であるクーベルタン男爵によって考案されたそうです。
近代五種は今回の2020年東京オリンピックまでの継続は決まっていますが、その後は消滅する可能性があるとのことで、もしかすると今回が最後のオリンピックになる可能性もあります。
また他の競技に比べてリーズナブルな金額で5種類もの種目を観戦できるというところも魅力の一つですw
ちなみにチケットの金額はこんな感じw激安ですw!!予選 男女 A席:¥2,500 決勝 男女 A席:¥4,000 B席:¥2,500 「馬術」では制限時間内に競技アリーナに設置された障害を越えコースを走りタイムを競います。これだけだと普通の馬術と変わらないのですが近代五種競技の馬術のパートナーの馬はなんと初対面の貸し出しなのです。短時間で馬となれ合い障害に立ち向かわないといけないので、かなり難しい。馬と一心同体になり障害に立ち向かう姿は見どころの一つです。
「水泳」では200m自由形で競います。パワフルな泳ぎが見れることでしょう。
「フェンシング」は相手の全身に突きを繰り出す「エペ」で戦います。1分間1本勝負の総当たり戦であり、勝率によって得点が決まるというルール。目にも止まらぬ攻撃は最新のテクノロジーによってしか判定できないほどの速さです!
試合は次々と行われるので、選手たちは尋常じゃないほどの集中力が必要となります。「ランニング」&「射撃」は上記の3つの得点を1点=1秒で換算し時間差でスタートします。800mを走りその後に10m離れたところにある直径6cmの的に5回命中させるんですが、命中するまでは何と!50秒間打ち続けないといけないんですww!
このセットを5回行うんですが、ここでの大逆転劇が起こりやすく見どころの一つとなっています。
何だか近代五種、見たくなってきた・・w
- スポーツクライミング
スポーツクライミングには「ボルタリング」「リードクライミング」「スピードクライミング」の3種類があります。「スピード」「知性」「体の柔軟さ」の3種類の能力が要求され、スピード感ある中での動きや一瞬にかける集中力が必要な競技です。
ボルタリングは極度に難しく作られた高さ4mのコースを4分の制限時間で何個登れるのかを競います。リードクライミングは高さ15mのコースを制限時間6分以内にどれだけ早く登れるかを競うタイムアタックです。
スピードクライミングとは高さ15m、95度に傾斜した壁をどれだけ早く登れるかを競います。今回のオリンピックではこの3種類すべてが行われる予定です。
いかがでしょうか。このようにどんな競技なのか知ってみるとマイナー競技も意外と面白そうですよね。
そして、今回は日本で開催なので生で見れるということが一番のメリットですよね。テレビ観戦だと伝わりづらい選手の声や表情、そして現地での雰囲気、空気感が味わえます。
これを機会にマイナー競技に注目してみるのもアリなんではないでしょうか。では、最後に今回紹介した3つの競技の日程についてお伝えしたいと思います。
マイナー競技の日程について
- ボート競技
予選:7/24(金)~27(月)
決勝:7/28(火)~31(金)
- 近代五種競技
予選:8/6(木)
決勝:8/7(金)~8/8(土)
- スポーツクライミング
予選:8/4(火)~5(水)
決勝:8/6(木)~8/7(金)
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