2016年リオネジャネイロで行われたリオオリンピックのカヌーはスラローム・カナディアンシングルで日本人初、アジア圏でも初となった銅メダルを獲得した羽根田卓也選手の快挙で今までマイナーだったカヌーという競技にも注目が集まった記憶が懐かしいです。
2020年東京オリンピックでは初となる日本国内にも人工コースが葛西臨海公園横に作られるなど再び注目が集まっています。
今回はカヌー日本代表で誰がもっとも金メダルに近いのか?独断と偏見で紹介していきたいと思います。
カヌー日本代表、有力選手はこの人!
さまざななチームや団体があり多くの選手がいるのですが…やはり前回のリオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得しメディアで注目されている羽根田卓也選手は外せないでしょう。
羽根田卓也選手は高校を卒業した18歳の時に単身、カヌー競合国であるヨーロッパにあるスロバキアに渡りそこからカヌーのために生活する毎日を送ってきました。その努力が実ったのが前回のリオデジャネイロオリンピックの銅メダル獲得です。
また、東京オリンピックではスラロームの女子種目も新たに増えました。この女子選手の中でスラロームで多くの成績を残しているのが矢田亜季選手です。
この2人について詳しく見ていきたいと思います。
羽根田卓也選手のプロフィール
初めて羽根田卓也選手を知ったのはリオデジャネイロオリンピックでメダルを獲得したというニュースを見たときでした。
そのニュースでカヌーという競技があることも知りました。その後、多くのメディアやテレビ番組に出演し羽根田卓也選手のお茶目ぶりや実力を知ることになります。では羽根田卓也選手のプロフィールを詳しく見てみましょう。
- 1987年7月17日生まれ
- 愛知県豊田市出身
- 父の影響でカヌーを9歳で始め高校3年生の時に日本選手権を制する
- 高校卒業、単身カヌー競合国であるスロバキアへ渡る
- 初となる北京オリンピックで予選14位、ロンドンオリンピックでは7位入賞、リオデジャネイロオリンピックで日本人初となる銅メダルを獲得。
2016年4月からNHK総合で放送している「ぐっと!スポーツ」は嵐の相葉雅紀さんが初のMCをすることでもファンを始め多くのメディアから注目を浴び話題になりました。
アスリートを紹介している番組ではオリンピックメダリストやプロサッカー選手など多くの方が出演しています。カヌー・カナディアンスラロームの羽根田卓也選手はリオネジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得した後に「グッと!スポーツ」に出演しています。
スタジオに用意された競技用のカヌーの下に少し空気を抜かれた大きなバランスボールが両端に来るようセットされ不安定な状態です。スタッフがカヌーの前と後ろをしっかりと支えないと人が乗ることもできない状態で嵐・相葉雅紀さんが人生初となるカヌーに乗船します。
乗り方が分からない相葉さんは足を前に伸ばした形でカヌーの中に足を入れ乗り込みますが…実際、羽根田卓也選手が乗り込んだ正しい姿勢はなんと正座でした。
カヌーの中で正座をしているため競技が終わった頃に足がしびれてしまいすぐに出られないこともある…という話を羽根田卓也選手は披露しました。
また、強靭な福直筋とバランス感覚を持っている羽根田卓也選手は激流の川の中にパドルなしの状態なのにも関わらす流れに逆らいながらその場にいる事ができる技を披露したのです。しかもバランスを取りながらパドルはバトンのようにクルクル回し表情にも余裕があるから驚きです。
矢澤亜季選手のプロフィール
東京オリンピックではスラロームの種目で女子も新たに加わることが決まりました。そんな中2018年7月に行われた第18回アジア競技大会で男子の羽根田卓也選手と同じく金メダルを獲得したのが矢澤亜季選手です。
では、矢澤亜季選手の詳しいプロフィールを見てみましょう。
- 1991年11月5日生まれ
- 長野県出身
- 駿河台大学卒業
矢澤家は一家でカヌーを楽しんでいたこともあり兄妹は父の影響でカヌーという競技を始めます。
長野県のカヌー協会に所属しどんどん実力をつけ全国、世界へと上位の成績を残している矢澤亜季選手は精神的にも強いところがあるのでは?と直感が働き調べてみて納得しました。
3歳から日本舞踊を習っていて西川流の名前も襲名している程です。
これが本当に厳しい世界で作法から上下関係などがあります。メンタルがそのまま舞にも現れてしまうこともあるんですね。
「心を落ち着けて集中すること」
矢澤亜季選手のメンタルの強さは日本舞踊から来ているのでは?と想像ができます。
まとめ
今回は羽根田卓也選手と矢澤亜季選手に注目しプロフィールを中心にお伝えしてきました。
既に葛西臨海公園の横には日本初となる本格的なスラロームの人工コースも完成し各選手が練習に励んでいます。
「地の利」と実力を活かし両選手の金メダルを期待したいです。
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